猛暑日の続く お江戸。お外はムリムリ。
 
てなことで
「風立ちぬ」を見てきました。
 
  「風立ちぬ」って言うと、
  松田聖子ちゃんの「風立ちぬう~ 今ぁはぁ秋~」
ではありませんよ。
 
 
 
 
 宮崎駿監督、ジプリ映画の「風立ちぬ」です。
  
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映画の内容は…… ネタばらしはいたしません。
 
 
 
ですが、ほんの少しだけ
 
・主役・堀越二郎の吸っていたタバコの銘柄は、チェリー。 
  幾度となく描かれる喫煙シーン。  タバコを吸うのが当たり前の大正から戦前でした。
 
 
こんな話なら続けてもよろしいでしょうか?
 
 
・主役・堀越二郎は東大本郷校舎に学生時代は通いました。
 
 
・主役・里見菜穂子の関東大震災前の実家は、 我が街、台東区上野広小路です。 
 その後、成城学園に引っ越します。
 
・時は大正時代。当時の隅田川から浅草寺のシーンに痺れました。 
 
 
・歴史オタクにはたまらないバックシーンの連続です。
 富岡製糸場や金融恐慌、シベリア鉄道、蒸気から電気機関車に変わったのは何年?
 という楽しみ方が出来ました。
  
 
 
 そして
エンディングに流れる曲はユーミンのひこうき雲
  
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「ひこうき雲」は、
記念すべきユーミンのファーストアルバムA面の一曲目
 
 
 
私にとっては、
不幸があった時に心の中で口ずさんで送ってきた曲なんです。
 
 
 
 
 白い坂道が空まで続いていた  
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
 誰も気づかず ただひとり あの子は昇ってゆく 
 何も恐れない、そして舞い上がる
 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲
 
 
1973年発売です。もう40年も前の詩かと思うと驚きです。
 
 
子供向きのジプリ映画ではなく、賛否両論の映画ですが、
私はとても素敵な映画だと思います。