槍の穂先に登頂した続きのお話です。


遡って夏休み。 8/12撮影
常念岳から眺めた穂高・槍連峰の稜線に痺れてしまった私。
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寝ても覚めても
この稜線を歩いたらどんな感じなんだろう?と頭をよぎる


我慢できずに、今回、表銀座コース縦走で槍が岳に登頂しました。
ダイジェスト版はこちらをご覧下さい。



そして翌日9/17は、この稜線を進む計画だったのです。
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ですが、朝、槍ケ岳はガスの中
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進んで行く稜線方向はガスッガス。
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雨予報なので多くの人は下山を選択したようです。


山小屋に人がほとんどいなくなった8時半まで待機したのですが…
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 山行経験が少ないので諦めました。

難所の無い槍沢コースで上高地方向へと計画変更です。
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下山途中に
槍ケ岳を開山された浄土宗の播隆上人の岩小屋があります。
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中に入ると雨が入り込まないように上手いことできています。



播隆上人はこの岩穴で53日間こもり、念仏を唱え続けたようです。
浄土宗はひたすら念仏を唱えるのが基本。

急ぐ必要のない私にとってはやることが出来たと たくさん唱えました。

南無阿弥陀佛、南無阿彌陀佛、南無阿弥陀佛、南無阿彌陀佛、南無阿彌陀佛、南無阿弥陀佛、南無阿弥陀佛

なむあみだ~~ぶつ―



でも、晴れませんでした――っ。 ですよね。


 

さて、ゆっくり下ります。

上高地の河童橋に流れていく川の上流はこんな感じなんですよ。
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槍沢ロッジでカレー&コーヒーで大休止。時間調整して、
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川沿いに沿って下り、
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そして、横尾山荘に宿泊しました。
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8人部屋ですが仕切りがあるので、ホッ。
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 シャンプー禁止ですがお風呂に浸かれてシアワセ~




そして、翌日の9/18

涸沢カールにピストンしてから井上靖氏ゆかりの徳沢園に泊まる計画に変更。


横尾大橋を渡って、
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本谷橋で一息入れて、
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登ると青空――ありゃ、ラッキー。
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おーーっ、吊り尾根はさんで前穂に奥穂!

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(吊り尾根の反対側が上高地。河童橋から眺めるとほぼ中央に位置しています。)



北穂も見える!
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前穂のギザギサもどうにかわかる!
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くそーぉ、こんな天気になると思わなかった。
朝一に出て入れば北穂に登ることが出来たのにー


まぁ、しゃない。 山荘で朝ビーして、
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 ヒュッテに降りてラーメン&コーヒーでのんびりです。
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シルバーウィーク一日前なのでテーブルもテン場もガラガラでしたよ。

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穂高を登りてぇーという気持ちを胸に
次回のためにタイムを測って下山することにしました。


ピストンなので危険個所以外は飛ばします

ヒュッテと小屋との分岐から本谷橋まで55分。

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標準タイムは70分。

本谷橋~横尾大橋まで36分。
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標準タイムは50分。

横尾大橋~新村橋まで30分
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標準タイムは50分。


新村橋~徳澤園まで10分
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標準タイムは20分。


標準タイム3時間10分のところ、2時間16分。

うん!靴を変えて正解でした。




で、山小屋とは呼べないような氷壁の宿、徳澤園に宿泊。
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食事は美味いし、シャンプーも使ってOK。



相部屋でも仕切られている上、
頭上に電源がありスイッチを入れれば明るい!
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槍ケ岳山荘では洗顔禁止でしたが大違いでした。

さて、翌日は上高地ターミナルから車を停めてある穂高駅まで戻ります。

続く。